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I07-2_【Tシャツ】一度死んだ、その先で。_背プリント

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「みんな、死んでしまえばいいのに——」
その旋律は、きっと誰にも届かない。
壊れた鍵盤をなぞる指先には、ほどけかけた赤い糸と、祈りの残骸。

猫耳の少女は、片耳に向日葵を装い、少しだけ微笑む。
その笑みは救いではなく、ただ「ここにいる」という証のように。

泣き虫な妖精と一緒に綴る旋律は、痛々しく、粉々で、
——でも誰も、彼女を責めることはできない。

宙吊りになった定めに逆らって、死のメロディーは希望を灯す。
光を失った左目は、もう一度愛を見つけられるのだろうか。
世界を信じられなくなった彼女は、今日も新たな音楽を生み出す。

「ねぇ、誰か、助けてよ——」

降り注ぐ赤いリボンと絆創膏は、届かない彼女の願いか、心の傷跡か。
——これは、一度死んだ先に咲いた命が奏でる、救われぬ祈りの物語。

Nocturnal Marionetteが送る、“Angels Don’t Heal ― 誰も救ってくれない”
シリーズ第七弾。